柔らかな日差しが差し込む越生町のカフェ「オクムサ・マルシェ」。
オーナーの浅見敦さんがUターンを決意し2014年に開業。
地元の野菜はもちろん、越生町特産の梅や柚子を使ったメニューを提供し、
奥武蔵の自然食材の魅力が堪能できる人気カフェとして
今では地元だけでなく遠方からも訪れる人が増えています。
もともとデザイナーとして東京で勤務していた敦さん。
お店に関連する制作物も自分で手がけています。
奥さんの洋子さんとともに久しぶりに地元に戻り生活を始めると、
以前住んでいたころは当たり前すぎて気にしなかった朝の鳥の声、
川のせせらぎなど本来の自然の姿を再認識し、
自分が生まれ育った土地がいかに恵まれていたか、を実感。
「越生町は地形の入り組んだ土地だからこそ、
奥行きのある自然の風景が楽しめます。
空気もきれいで水も豊富。お店づくりでは、
自然と一体化した空間を目指しています。
越生町に来た方にリラックスしてもらえる場所を作っていきたいですね」
越生町には東武鉄道やJRの駅もあり、
「利便性もあるのに、ちょっと行くと本当に自然が豊か。
こんな身近な田舎も珍しいと思います」と笑う敦さん。
町外でのイベントにも積極的に参加するなど活動の幅を広げて
埼玉での暮らしを楽しんでいます。
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